シーベルト WHO? シーボルトはお医者さんだし・・・

ロルフ・シーベルト(スウェーデン)

3・11以来、とんと理数系に縁のない筆者には聞きなれない単位が突如登場!日本中に猛威を揮っている。

かくてはならじと俄か勉強。お子さんに馬鹿にされぬよう、ご同輩の士に献上奉る。

● シーベルト=昔は「レム」 ● ベクレル=昔は「キューリー」 なにか懐かしい。

放射性物質から出るのが放射線。放射線を出す能力が放射能で、出すエネルギーが半分になる期間が半減期だそうな。

放射能の基準の単位として1グラムのラジウムが持つ放射能の単位を、発見者のキューリー夫妻の名前から取りました。

新しい単位の名称が必要となってウランの放射能を発見したアンリ・ベクレルの名前から取ったベクレルは放射能の量を表します。

放射線が当たった場所から人体が吸収する量、それはアルファー線やベーター線など種類によって異なります。そこで最初に使われたのがレムです。英単語(人間に吸収されるX線の量)の頭文字を並べたものです。これも人名を使うことになりました。

100レムが1シーベルトになります。スウェーデンの物理学者、ロルフ・マキシミリアン・シーベルトです。人体が吸収する放射線の単位となったのです。

なにか訳が分からなくなってしまいましたが、この人の名前、どうも日本人には好かれそうもないですね。

そう言えば、天気予報でも気圧がミリバールからヘクトパスカルに変わってます。1991年に国際単位系を使用する事が正式に決まったからだそうです。

71人がつなぐ希望の歌、「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」 素晴らしいメッセージCMですね。

震災直後から悩まされていた(ちょっと申し訳ないが・・・) ♪ A~C~ ♬ のCM。

4月から流れているサントリーのCMは、心にしみてジ~ンとなる。今月いっぱいだそうで残念。登場人物は総勢71人の豪華メンバー。全員ノーギャラとは凄い。全部で30種類ある。この企業のカルチャー度は高い。

サントリーチャンネル CM・動画で、まだお目に掛かってないVersion も見られる。ぜひご覧あれ。

東京巨大プロジェクト(3)・東京ゲートブリッジ

東京港に2011年度に誕生する。近くには日本一のコンテナー取り扱い個数を誇る大井・青海コンテナー埠頭があり、一日に約一万台を超えるトラックが行き交う。

太田区城南島から、海を渡って江東区若洲までを繋ぐ道「東京港臨海道路」8㌔の内、約2.9㌔が「東京ゲートブリッジ」となる。

この橋、なぜか「恐竜」のような形をしている。「連続トラスボックス複合橋」という構造で日本最大規模。この辺りは羽田空港による空域制限があり、しかも桁下は船舶航行を確保しなければならない。レインボーブリッジのような高い塔が必要な「吊り橋」や、ベイブリッジのような「斜張橋」などは架けられない。そこで「トラス橋」となった。

橋の架設工事が実にダイナミック!海上交通を妨げないように配慮して、巨大トラスト桁を国内最大級の大型クレーン船3艙で相吊りし、陸上から海上に運んで一括架設した。

風の影響が極めて強いため、作業は早朝に行われる。巨大な橋桁がたった4時間で海上に架設されるのだからすごい。国土交通省東京港湾事務所。深田サルベージ建設。

まもなく、大消費都市東京ならではの、たくましい絶景に出会える。

加古川市の高校が甲子園で2勝

市内・加古川北高校が選抜大会で2勝を挙げた。公立校唯一の8強進出だった。加古川市の高校としては、初の甲子園での勝利。同校の健闘を讃えたい。

昨年の秋季兵庫大会では、母校も対戦した。

1回戦 加古川北 4-0 加古川東

準決勝 加古川北 5-1 報徳学園

決勝 加古川北 5-9 神戸国際大付属。

秋季近畿大会

1回戦 加古川北 2-0 大阪・桐蔭

準々決勝 加古川北 5-9 奈良・天理

この善戦が選抜大会出場への決め手となった。

思えば 我が母校も数年前(平成18年・高59回生)、夏の県大会で公立校としては47年振りの4強進出したのは記憶に新しい。ずいぶん昔日だが、昭和26年(1951年)秋の近畿大会決勝戦で京都・平安に敗れた歴史がある(高4回生)。当時は枠が少なく、選抜大会への出場は叶わなかった。思い返すも痛恨事である。文武両道は至難の道なのだ。

科学研究にも痛手が

日本最大の研究都市・つくば市も震度6弱の揺れに見舞われた。科学研究の命綱である電源が失われ、世界的な素粒子実験施設も防災研究の中心機関も大打撃を受けた。

高エネ研:素粒子実験のための、電磁石もゆれのため落下した。

国土地理院:全地球測位システム(GPS)も福島県以北のデータが途絶えた。

防災科学技術研究所:緊急地震速報も機能停止。全国の観測網も9割に障害が発生した。

宇宙機構:筑波宇宙センターは、「こうのとり」と「きぼう」の管制室が入った運用棟が被災した。

産業技術総合研究所:高層階で被害が続出。地震研究センターでは、活断層などのデータベースが31日朝にようやく復旧した。

昨年 母校学生さんが訪れた産聡研。そしてJAXAなど、つくばには同窓生が大勢、研究に取り組んでいらっしゃいます。被害に負けずご奮闘を期待します。