東京巨大プロジェクト(5)・Shibuya Hikarie

渋谷駅の新たなランドマーク「渋谷ヒカリエ」。

東急文化会館跡地一帯に建設中の地上34階、地下4階の高層タワー。かっての東急文化会館は、四つの映画館にプラネタリウムを備えた文化発信地として長く親しまれていた。

渋“谷”の字の通り、渋谷は渋谷駅辺りの谷底を中心に、東西双方の台地の上へと向かって街が発展したすり鉢状の地形。

宮益坂に隣接する「渋谷ヒカリエ」は谷の底を走る明治通りに面する正面は1階だが、北側の宮益坂の途中面へは2階、東側の青山方面には3階が面する。

谷の奥底にあたる地下駅から坂の上の青山エリアまでを幾層ものレベルで結び付ける、立体的歩行者空間「アーバンコア」が周辺一帯のアクセス向上に格段に役立つのは間違いない。完成予定 2012年春。

建築と土木の融合の”これから”を見せてくれる、さすが流行の発信地渋谷ならではだ。

「北条の羅漢さん展」に高7回生集結

梅雨空の6月19日、銀座ニコンで開かれている松重輝夫氏(高7回)の「カメラで描く北条の羅漢さん展」に、高7回の面々が集まりました。関西からも2名参加です。

展示作品を前に、ご本人からの解説を受けると云う豪華版で、一同満悦。今回が第10回とあって女性陣から10本の薔薇を贈られ、ご本人も感激されていました。

その後、銀座ライオンで賑やかに放談。

皆さん お元気な爺さん、婆さん連です。

加古川の近代建築物(9)

日本毛織加古川工場事務所

明治32年の操業開始で毛布(赤ゲット)を生産した。この工場進出こそが加古川町を飛躍させた原動力である。

”ニッケ”は日本毛織の通称で創業者は川西清兵衛。戦前 紫電改を生んだ川西航空機などの川西財閥の中核企業。大久保にある現富士通も元川西無線(後に神戸工業:TENのカーラジオは有名)の工場だった。

制服で有名な印南工場は大正7年の操業開始。兵庫県内の殆どの公立中学、高校で採用している。

右は市内溝之口にある大村合名の建物。歴史ある風格を今に残している。

将棋:加古川市出身・久保利明王将 「就位式」

加古川市将棋協会会長・柿本武男氏(ハリマ産業紙社主)の挨拶

6月2日、大阪・ホテル阪神での久保利明60期王将の就位式(毎日新聞、スポニチ、日本将棋連盟主催)に、地元加古川からも多数お祝いに駈けつけた。初防衛の王将、三連覇の棋王と2冠王を維持している。

樽本庄一加古川市長(高11回)も祝辞を述べ、若手棋士を対象にした公式戦「加古川青流戦」(加古川市などが主催)が今春からスタートしたことにも触れ、多数の棋士を抱える「棋士のまち加古川」を全国にアピールした。