「若者の消費離れ」について 2/3

<前回から続く>

11.CD離れ:CDも高い。アルバム1枚3000円くらいする。それに、今は音楽もネット配信などでデータで管理できる。それにCDを買うと家の中でかさばる。置き場所を作るだけでも大変。

12.パチンコ離れ:どうせ勝てないギャンブルみたいなものだろうとの印象。確かに始めてみれば楽しいかもしれないが、ハマルのが怖くてなかなか手が出ない。

13.ゲーセン離れ:ゲームセンターでお金を使うのは小さいころから無駄遣いであると教えられてきた。金と暇があれば行くかもしれないが、そんなに余裕はない。

14.腕時計離れ:昔は海外のブランド時計を着けるのが一番のステータスだったようだが、今は個人の価値が着けている時計で判断される時代ではない。それに国産の時計でもいいものはたくさん出ている。そしてなにより、わざわざ時計がなくてもケータイで時間見ればかなり正確な時間がわかるため、腕時計を着けること自体に意味を感じない。

15.バイク離れ:バイクも買うと高い。ローンを組むほどの給料もない。維持費も駐車場代も相当高い。そんな金があるなら将来のために貯蓄する。そして東京近郊に住んでいれば電車と地下鉄だけで移動は事足りる。

16.献血離れ:若者でも精神科やその他のかかりつけの病院に定期的に通っているものも多い。それにわざわざお菓子やジュースのために自分の血を抜かれるのは貧血になりそうで怖い。献血には時間もかかるし、自分に針が刺さるのであるからやはりそんなことはボランティアでもしたくない。

17.映画離れ:わざわざ劇場の放映日程に合せて映画館に足を運ぶのが面倒くさい。どうせ映画なんて何カ月もすればDVDやブルーレイでレンタルされる。いい作品であればあるほど家でゆっくり見たい。と、いうか最近の映画にあんまり興味を持てない。劇場で見るより家で見たほうがゆっくりと見ることができる。

このようにいろいろと検討してみましたが、つまり、これらの根底にある要素として
若者にインターネットが普及していること。そして若者が概ね低所得で、可処分所得が少ないことがあげられます。

以下 次回に続く

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