文豪・三島由紀夫ゆかりの松

旧加古川公会堂。その建物の北側に、樹齢約100年、高さ5㍍ほどの松がある。三島の本籍は旧印南郡志方村上富木。大東亜戦争末期の昭和19年(1944年)、三島由紀夫(本名 平岡公威 ひらおか きみたけ)はこの松の下で徴兵検査を受けた。

三島はその時のことを、自伝的小説「仮面の告白」の中で触れている。「私は・・・本籍地のH県で検査を受けていた。農村青年たちがかるがると十回も持ちあげる米俵を、私は胸までも持ちあげられずに、検査官の失笑を買った・・・」。

松は公会堂として建てられた時(昭和10年)にはあったということ以外に詳細は分からない。加古川市加古川町木村 この出来事が後年、彼のボディ・ビルに繋がったのでしょうか。筆者の個人的想像です。

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