たかさごノスタルジー(1) 「高砂フィルムコミッション」発足

高砂市に残る懐かしい町並みをロケ地に。

高砂町一帯には、古い建物や伝統的な町並みが残り、県の景観形成地区に指定されている。レトロな明治後期、モダンな昭和初期のたたずまいは、在りし日の繁栄をうかがわせる。

市では「レトロな町並みがコンパクトにまとまっているのでロケにはうってつけ。高砂を舞台とした作品が生まれてほしい」と期待をよせる。

このPR用冊子は映画や番組の制作会社、大学の映画研究会に送られた。順次、その内容をご紹介していきます。

加古川の近代建築物(9)

日本毛織加古川工場事務所

明治32年の操業開始で毛布(赤ゲット)を生産した。この工場進出こそが加古川町を飛躍させた原動力である。

”ニッケ”は日本毛織の通称で創業者は川西清兵衛。戦前 紫電改を生んだ川西航空機などの川西財閥の中核企業。大久保にある現富士通も元川西無線(後に神戸工業:TENのカーラジオは有名)の工場だった。

制服で有名な印南工場は大正7年の操業開始。兵庫県内の殆どの公立中学、高校で採用している。

右は市内溝之口にある大村合名の建物。歴史ある風格を今に残している。

将棋:加古川市出身・久保利明王将 「就位式」

加古川市将棋協会会長・柿本武男氏(ハリマ産業紙社主)の挨拶

6月2日、大阪・ホテル阪神での久保利明60期王将の就位式(毎日新聞、スポニチ、日本将棋連盟主催)に、地元加古川からも多数お祝いに駈けつけた。初防衛の王将、三連覇の棋王と2冠王を維持している。

樽本庄一加古川市長(高11回)も祝辞を述べ、若手棋士を対象にした公式戦「加古川青流戦」(加古川市などが主催)が今春からスタートしたことにも触れ、多数の棋士を抱える「棋士のまち加古川」を全国にアピールした。

「ふるさと野口探検隊」開講。同窓生・郷土史研究家が協力

(C) 神戸新聞社

加古川市野口町公民館が開いたふるさと講座に同窓生が講師を勤めている。高20回・岩坂純一郎氏。郷土史研究家として著名な方。判りやすく故郷の魅力が掘り返される。

神戸新聞5月22日の記事をご紹介します。