福島県相馬市は、今回の地震による津波で、甚大な被害を受けました。現在、相馬市の職員は総出で被災者支援に奔走されています。加古川市では、相馬市からの要請を受け、3月21日、毛布1,000枚、ふとん100セット、缶詰4,000個、お米1t、アルファ化米5,000食、マスク100,000枚などの支援物資を現地に搬送しました。これらの物資が一日も早く被害にあわれた皆さんに届き、少しでも生活の支えになることをねがっています。
加古川市では地震発生直後から、緊急消防援助隊や応急給水活動隊の派遣、特例市の相互応援協定に基づく支援物資の搬送などを行ってきました。-加古川市広報から抜粋紹介-
●樽本庄一加古川市長(高11回)と立谷秀清相馬市長が知人であり、同市建設部長・小山健一氏(高48回)が清流会であるなどのご縁があり、相馬市から加古川市に対して支援要請がありました。
小山氏は国交省からの人事交流で相馬市へ出向されていて、今回の災害に遭遇されました。今後の復興の要となる要職です。ご奮闘にエールをおくります。
■スタッフ注:オークラ輸送機さんが、物資仕分けにコンベアー(ローラ式)を被災自治体向けに無償提供されています。同社災害対策本部 0120-022-033
福島県相馬市の小山と申します。
この度は、当市に多大な救援物資を送って頂き、誠に有難うございました。
相馬市は、海の幸豊富な、伝統古き良き町ですが、今回の災害で、
海辺は町ごと津波にさらわれてしまいました。
今は、自衛隊や警察、消防、地元消防団と一緒になって、行方不明者の
捜索を行いながら、避難所の支援や、仮設住宅建設に向けての調整等を
行っているところです。
町ごと流され、1,000ha以上が水没するという前代未聞の被災で、
捜索や瓦礫の撤去も思うように進まず、町の復興の絵姿もなかなか
描くことができておりませんが、国交省から出向している者として、
国全体のビジョンも見据えながら、相馬市の建設部長として、死力を尽くして
相馬市の復興のために頑張りたいと思います。
被災地のために、今後もご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
小山健一さま 大変に厳しく重要なご任務、本当にご苦労さまです。相馬市民の皆さんのため頑張ってください。
郷里の皆さん、そして清流会会員の皆さんも応援します。