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第36回・将棋の日

将棋界最大のイベント・本年度の「将棋の日」が11月7日、8日に加古川で開催されます。メイン会場は加古川市民会館。
羽生四冠王など著名プロ棋士が多数参加。鶴林寺など地元紹介を含めてその模様はNHKで放送されます。お楽しみに。

東高・バドミントン部 詳報です

7/29・団体戦 1試合目 9:30 関東第一(東京)。2試合目 12:00 松徳学院(島根)。3試合目 13:40 高松商業(香川)。1試合目がポイントです。

個人戦 山本しずかさんは第一シードです。佐藤冴香さん(宮城)とペアー。8/1 1試合目 11:10。2試合目 12:50。3試合目 13:40。
8/2 準決勝 10:30。決勝 12:30。

とこうなっていますが、トーナメントですから負ければ終わりです。

先輩のみなさん ご声援よろしく。

北京オリンピック代表の早狩実紀(はやかりみのり)選手が、なぜ 加古川東高校で練習をしているのか?

2008年北京オリンピックで、陸上女子3000m障害に出場する早狩選手は、 東高卒業生ではありませんが、現在、加古川在住で、東高でよく練習しています。

陸上部OBの一人から、どういう経緯でそんな人が東高で練習することになったの か知りたい(実際には「なんでそんな人が東高なんかで練習しとんねん..」だった でしょうか?)という話が出たことがきっかけで、陸上部顧問の河岡先生(高32回) に話をうかがうことができました。その話を先生がまとめて下さいましたので、以下、 ご紹介いたします。

加古川東陸上競技部
顧問 32回生 河岡 稔和

京都出身(槙島中学・京都府立南八幡高校・同志社大学 現在、京都光華女子職員)の 早狩選手と、加古川東高校とのつながりを誰もが不思議に思っています。32回生の中西 君にもほとんどを話していませんので、詳しいことを書いておきます。

まず、早狩の競技暦について紹介しておきます。中学2年生の時は800mで全国2位、 中学3年生では800mで全国1位になりました。高校に進学しても順調に競技成績を伸 ばし、高校3年生では3000mで全国インターハイ1位。国体では3000mを全国高 校新記録で優勝しました。大学1回生の時、高校の記録が標準記録を突破していたので、 東京で行われた世界陸上に3000mの日本代表として出場しました。

そのころ私は、新採用で赴任した県立宝塚東高校で陸上部の顧問をしており、県大会で 活躍できる選手も何人か出ていました。その中に、早狩の1学年下の女子で、全国ランキ ングで10位に入る有望な選手がいました。しかし、彼女は2年生で半月板を損傷し手術 することになり、全国インターハイは出場することができませんでした。故障が長引き、 結局高校時代には満足に練習ができませんでしたが、大学進学後は復活して活躍できるよ うに、在学中に練習計画の知識と心構えを徹底的に指導しました。

彼女は同志社大学に進学し、陸上部では早狩の1年後輩になりました。残念ながら1年 もたたないうちに退部してしまいましたが、早狩とは気が合ったようで、退部後も良い関 係が続いていたようです。私も転勤で実家のある高砂に戻り、松陽高校で勤めるようにな っていました。

順調に競技成績を残してきた早狩も、大学2回・3回生の頃には自分が思っているよう な結果を残せず、いわゆるスランプになっていたようです。早狩がどう練習すればいいの か迷っていた時、途中退部した私の教え子から、いろいろとアドバイスをもらっていたそ うです。彼女になぜそれほどの知識が有るのか、早狩には不思議だったようです。

早狩が4回生になる春、その教え子から私に「早狩さんが先生(私)と話をしたいと言 っています。いいですか?」と連絡がありました。私は「高校新記録を出したり、日本代 表になるような有名な選手にアドバイスができるはずがない」と断りました。しかし、「ど んな話でもいいから聞かせて欲しい」ということで、逆に私が有名な選手の話を聞くのも いいかと思い、会うことにしました。(何の実績もあげていない指導者に、わざわざ京都か ら兵庫まで会いに来る早狩の行動力に驚きました)

明石であった試合の審判の合間に話すことになり、少ない時間で何から話をすればいい のか分からないまま、「こんな時はどうしている?」「こんなことは知っているか?」と質 問すると、驚いたことにほとんどが「知りません」「考えていません」の答えでした。私に してみれば、何も知らない、考えていないでよくあれだけの競技成績を残せたなと、早狩 の潜在能力のすごさをあらためて知ることになりました。また、早狩の体のケアをしてい る治療院も高砂にあったので、お互い親近感を感じ、話しも弾みました。20分ほど話を していると、早狩が「今度の日本選手権までの2か月間の練習計画を立てて下さい。」と言 い出し、私は「日本一位を決める大切な試合の責任はもてない。」と断りましたが、「どう なってもいいのでお願いします。」(本当にどうなるのか分からない状況でも、すぐに決 断できる思い切りの良さを感じました)と頼まれ、それ以上の断る理由がないので引き受 けることにしました。それから2か月間、毎日電話で練習のやりとりを続けました。私は 土曜日、日曜日でも高校の試合があり、早狩の練習を見ることは少なく、タイムの設定の ほか「こんな感じで」とか「こんなイメージでとか」の抽象的な表現で指示を出していま した。そして迎えた日本選手権では、8位入賞を果たし、高校の時の記録に迫るセカンド ベストで走ることができました。本人も結果に満足し手ごたえも感じただろうと、私も安 堵し、ほっとしたのを憶えています。レース後、すぐにお礼の電話がかかってきました。 驚いたことに、さらに大学の最後まで練習計画をたてて欲しいと頼まれました。まさか大 学の最後までとはまったく考えていなかったので、迷いましたが自分の考えている練習が 力のある選手にも通用するのかどうか、やってみたい気持ちも湧き上がり、引き受けるこ とにしました。

4回生の夏休みは、高砂陸上競技場と高校のグラウンドで松陽高校の陸上部員と練習をし ました。秋の試合でも順調に結果を残し、早狩にたくさんの実業団から勧誘があり、どこ の実業団を選ぶのか興味がありました。ところがある日、京都から「先生の所で練習でき る条件の実業団と話をまとめることができそうです。大学卒業後も練習を見てもらえませ んか」という信じられない電話がありました。当然今回は「私は高校の教諭なので、それ は不可能だ」と断りました。すると、「高校生の生徒と同じ練習でいいから練習させて欲し い」と返事がきました。「迷惑はかけない」「責任は自分で取る」等々の話があり、だんだ んと私も「やってみるか」という気持ちになってきて、引き受けることにしました。今か ら14年前の出来事です。

早狩は大学を卒業してから高砂に住み、松陽高校のグラウンドで6年間、早朝練習・放 課後の練習に参加しました。8年前、私が加古川東高校に転勤してからは、住所も加古川に 移し、加古川東高校のグラウンドや日岡・鶴林寺で陸上部の選手とともに練習しています。 ここ数年は高地トレーニングのために海外遠征することが多くなっています。

早狩は中学2年生から現在まで20年間日本のトップクラスで活躍し、35歳で初めてオ リンピックの切符を手にしました。テレビや新聞の報道でもよく言われていますが、今ま でに、これほど長い間活躍をした選手はいません(ワールドカップ・アジア代表、世界陸 上日本代表3回、世界クロカン日本代表数回等)。選手生命の長さ、故障の少なさは彼女が 決して型にはまらず、自立した競技者として日々練習に取り組んできた証しだと思います。

8年間、加古川東高校のグラウンドで硬球やサッカーボールを避けながら陸上部員と一緒 に走ってきました。日本のトップアスリートと共に汗を流し練習する部員たちは、彼女に あこがれ、多くのことを学んでいます。

早狩は高砂や加古川でたくさんの人に出会いました。加古川の河川敷で走っていても、 知らない人が声をかけてくれるそうです。気さくで飾らない人柄から、多くの人たちにか わいがられ、応援してもらっています。世間の常識では考えることができない事を早狩は たくさん実現してきました。

早狩は卒業生ではありませんが、応援よろしくお願いします。

加古川東女子バドミントン部、団体・シングルス県総体優勝!

バドミントン女子団体、加古川東が初優勝 県高校総体 (神戸新聞記事)

写真バドミントン女子団体決勝 息の合ったプレーで加古川東の初優勝に貢献した山本しずか(右)と山岡純香のペア=西宮市夙川学院増谷記念館(撮影・山崎 竜)

6日は県内各地で15競技を行い、バドミントン団体は女子の加古川東が初優勝を果たした。加古川東の優勝は公立勢として1977年の市尼崎以来、31年ぶり。男子は村野工が9連覇を飾った。

「福田泰弘氏個展のお知らせ」

福田泰弘氏(高6回) 「旅の絵画展」

会期:5月7日(水)?13日(火) 10:00?20:00(最終日16:00)

会場:銀座松屋7階画廊 中央区銀座3-6-1 03-3567-1211

「福田泰弘氏個展のお知らせ」

福田泰弘氏(高6回) 「旅の絵画展」

会期:5月7日(水)?13日(火) 10:00?20:00(最終日16:00)

会場:銀座松屋7階画廊 中央区銀座3-6-1 03-3567-1211

「日本丸展帆ボランティア」訓練に2名参加」

2008年4月に行われた日本丸の「展帆ボランティア」訓練に36回の穴田 さんと馬道さんが参加され、無事日本丸乗組員証を受け取られました。

日本丸での展帆(てんぱん?帆を広げること)作業には50メートル近い高さ に登ることもあり危険なため、5回の訓練を受けることでボランティアに参加で きるようになります。お二人の日本丸デビューは6月の予定だそうです。

「強風が吹き荒れ、雨が降った日もあり、最も困難な環境下でしたが、とても 楽しかったです。これは全員が言っていました。昨日は自然に、全員で打ち上げ に行きました。」とのことです。

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「日本丸「展帆ボランティア」訓練に2名参加」

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2008年4月に行われた日本丸の「展帆ボランティア」訓練に36回の穴田 さんと馬道さんが参加され、無事日本丸乗組員証を受け取られました。

日本丸での展帆(てんぱん?帆を広げること)作業には50メートル近い高さ に登ることもあり危険なため、5回の訓練を受けることでボランティアに参加で きるようになります。お二人の日本丸デビューは6月の予定だそうです。

「強風が吹き荒れ、雨が降った日もあり、最も困難な環境下でしたが、とても 楽しかったです。これは全員が言っていました。昨日は自然に、全員で打ち上げ に行きました。」とのことです。

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かこがわ検定 2008年3月9日加古川市民会館にて

かこがわ検定

内容

加古川市の歴史や文化、自然や産業などを検定し、合格者を「かこがわ人」として認定します。
また、合格者には「かこがわ人認定証」を交付します。
2009かこがわ検定の合格発表について
2009年3月23日(月)?3月30日(月)まで、下記のとおり合格者の番号を掲示します。

  • 加古川観光協会(加古川駅前立体駐車場ビル2階)
  • かこがわ市民団体連絡協議会(JAビル4階)
  • 加古川観光協会ホームページ

ハリマ産業新聞 第1719号:平成19年は約2百名が参加 清流会東京支部総会ご報告

クイズ映画館の数、高砂線の駅名?
地元加古川からも多数出席

去る十一月十六日に開催いたしました清流会東京支部総会は、 加古川から木下正一会長(中18回)、西川隆雄副会長(高13回)、 廣岡俊二教頭、谷校内幹事(高26回)、ハリマ産業新聞社のご 来賓諸氏の参席を頂き、出席会員百九十五名、総勢百九十九名 と、お陰さまで本年も盛会でございました。

本年の同窓生ゲストスピーカーは、竹花豊・前東京都副知事・ 現東京都教育委員(高20回生)にお願いし、同氏が主宰される 「おやじ日本の会」など実に意義深いお話を聞かせて頂きまし た。

東京支部として、今回特筆すべきは新卒業生(高59回)が初 めて参加してくれたことです。これも本部、学校当局のご協力 あっての事と、感謝いたしております。壇上の諸君にはご自分 の若かりし姿を重ねられ、感慨にふけられた先輩諸氏も居られ たのではないでしょうか。樽本庄一加古川市長(高11回)から もメッセージが寄せられ、半世紀を超える同窓生が集い語る実 に懐かしいひと時でございました。

東京支部では本年秋の、古門昭生氏(高7回)が旭日小授章 を受けられ、当日、清流会本部・木下会長よりお祝いが贈られ ました。

古門氏は神戸商戦大学卒業後、大阪商船三井船舶の外国航路 船長として活躍され、現在は東京海洋大学(前東京商船大学)・ 大学院で講師として一級水先人養成コースを担当、後輩の指導 にあたられております。

恒例になりました「故郷クイズ」では、TBS・杉尾秀哉氏 (高28回)の名司会で大爆笑。同窓生諸氏から寄せられた賞品 を巡り大いに盛り上がりました。クイズの一部をご紹介します。 地元ならお分かりでしょう。

Q昭和二十一年から四十年前半まで、加古川には六つの映画 館があった。
A正解です。第一・二新興座、旭クラブ、大劇、日映、加古 川劇場の六つがありました。現在は「ワーナー・マイカル・シ ネマズ加古川」の一館です。

Q加古川市民の苗字ランキングベスト3は「田中・山本・藤 原」の順である。
A不正解です。一位「田中」、二位「山本」ですが三位は「 大西」です。

Q加古川の地場産業で日本三大産地として有名だったのは「 靴下」である。
A正解です。大正十三年に自動編立機の輸入や技術革新を経 て、平成三年のピークまで、奈良・東京につぐ日本の三大産地 として君臨してきました。

Q一九八四年に廃線となった高砂線の駅で高砂がつくのは「 高砂・高砂南口・高砂浦」である。
A不正解です。正解は「高砂北口・高砂浦」です。

Q文学界で著名な「三島由紀夫」の祖父の本籍は播磨町であ る。
A不正解です。志方町が正解です。

いかがでしたか。勿論全問ご正解でしょうね。遠く離れた東 京ではこんな他愛もない話も加古川につながります。

最後に、三宅恭子さん(高7回生・元声楽部)のリードで校 歌と今年から加えた唱歌「故郷(ふるさと)」を全員で合唱し て郷里を偲び、又の再会を約して散会しました。また、来年は 十一月七日(金)です。皆様お誘い合わせでお出かけ下さい。 【記事提供・東京支部事務局 井上晴視(高7回)】