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東京巨大プロジェクト(3)・東京ゲートブリッジ

東京港に2011年度に誕生する。近くには日本一のコンテナー取り扱い個数を誇る大井・青海コンテナー埠頭があり、一日に約一万台を超えるトラックが行き交う。

太田区城南島から、海を渡って江東区若洲までを繋ぐ道「東京港臨海道路」8㌔の内、約2.9㌔が「東京ゲートブリッジ」となる。

この橋、なぜか「恐竜」のような形をしている。「連続トラスボックス複合橋」という構造で日本最大規模。この辺りは羽田空港による空域制限があり、しかも桁下は船舶航行を確保しなければならない。レインボーブリッジのような高い塔が必要な「吊り橋」や、ベイブリッジのような「斜張橋」などは架けられない。そこで「トラス橋」となった。

橋の架設工事が実にダイナミック!海上交通を妨げないように配慮して、巨大トラスト桁を国内最大級の大型クレーン船3艙で相吊りし、陸上から海上に運んで一括架設した。

風の影響が極めて強いため、作業は早朝に行われる。巨大な橋桁がたった4時間で海上に架設されるのだからすごい。国土交通省東京港湾事務所。深田サルベージ建設。

まもなく、大消費都市東京ならではの、たくましい絶景に出会える。

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