過去のニュース

「昭和の戦争とおじいちゃん」(3) 竹内 隆氏(中21回)

―武道-

そのころの中学校では、正課の体育の時間に柔道と剣道の両方を習い、教練の時間には銃剣道を稽古していました。

剣道や柔道を稽古する大きな武道館は、体育館とは別棟で、運動場にありました。

運動場後方の大きな建物が武道館

武道館の中は、板張りの剣道場と畳敷きの柔道場が、ひと続きの大広間になっていました。柔道は宮川徳一先生(徳さん・ちょびひげ)でした。白帯、茶帯そして黒帯の先輩は先生より恐かった。

別室は、手入れの行き届いた三八式歩兵銃や木銃が収納してある兵器庫になっていました。

 

-農業実習-

農業という時間がありました。

学校には、運動場を囲った低い塀の向こうに菜園程度の実習園がありました。

実習園の向こうに続く田んぼの中に高砂線の野口駅があり、別府からの軽便鉄道が接続していました。

高砂線は、高砂の軍需工場へ行き来する貨物列車が往来していて、別府線は神鋤印(かみすきじるし)の多木肥料のある町まで通じていました。

農業の先生に、サツマイモのつるの植え方には水平植え、斜め植え、舟底植えなどがあることと、そのうち、舟底植えの収量が最もよいことを教わりました。

農林一号の苗はお盆の頃になると、畑が地割れするほど大きなイモが育っていました。

■スタッフ注:写真は旧制中学アルバムから拝借しました。

 

「昭和の戦争とおじいちゃん」(2) 竹内 隆氏(中21回)

旧制加古川中学校正門

以下 抜粋でご紹介していきます。

-郷土力士-

風呂屋のいたみのひどい土塀に汐の海と増位山の星取表が貼ってあります。

双葉山が大好きでした。相撲が強い上に格好がだんぜん良かったからです。次に好きなのは照国と羽黒山でした。風呂屋の星取表を見るようになって、的形の汐の海や白浜の増位山が、はやくそういう相撲取りと勝負をするような地位に上がったらいいのにと思うようになりました。

-中学受験-

六年生の二学期が残り少なくなっているときのことです。先生が突然「お前、明石中学を受けたらどうか」と言いました。思いもしなかった話だったので驚きました。年が明け三学期になると、加古川中学校を受験させてもらえることになっていました。いよいよ受験日になって、加古川中学校へ出かけました。大きな体育館が控室でした。天井からサーカスの空中ブランコのような長い吊り輪が下がっていました。入学試験の結果、加古川中学校入学が決まりました。

先生に進学祝いのセーラー万年筆をいただきました。胸ポケットの万年筆は、学生の目印で、勲章のようにほこらしいものです。帰宅すると、早速、万年筆を胸ポケットにさして、母の鏡台の前に立ってみました。

-県立加古川中学校入学-

昭和18年の春、中学校へ進学しました。中学生の服装は長ズボンに変わり兵隊さんと同じようにゲートルを巻きます。上着には五つの金属ボタン、襟には学年章、靴は編上げの革靴、鞄は肩掛け鞄、そして、帽子には、中の字のまん中に加古の文字を丸く納めた校章が付いています。

校長先生が、「諸君は「質実剛健」「自治創造」を心得て学業に精励するように」と式辞を述べられました。生徒が互いに先生の事をあだ名で話題にしているのは驚きでした。もちろんすぐにすべての先生のあだ名を覚えました。美術の先生は頭が見事に禿げあがっているのでタコと呼ばれています。ほとんどは先輩から引き継がれているものです。

美術・原田タコ先生

 

 

 

 

「昭和の戦争とおじいちゃん」(1) 竹内 隆氏(中21回)

昨年出版された竹内 隆氏のご本です。的形国民学校→旧制加古川中学へ。昭和23年に卒業、兵庫師範学校を経て明石市を中心に教職を歩まれました。

少年時代に太平洋戦争を経験した著者が、戦中戦後の記録をまとめたものである。現代の子供たちに、空襲や学徒動員などを語りかけるスタイルで記録が綴られている。著者の実体験が具体的、かつ丁寧に語られており、読む者を当時の世界に引き込んでいく。 著書紹介より

戦時中の中学生生活、高砂線での通学など郷土の情景が身近に描かれています。最後の旧制中学生世代のお話しを、次回から順次ご紹介して参ります。

■スタッフ注:書店では販売していません。お問い合わせは㈱テクノルサポートシステムまで。

113-0033 東京都文京区本郷3-40-11 03-3816-2254

 

「日本人の惜しい!英語」・尾代裕子さん(高46回生)

「うちにブタがいます」でデビューした、イラストレーター・尾代裕子さんの2冊目です。

11月21日発売

元国際線CAの経験からの著書。主婦の友社から11月21日発売です。

著者の談

「英語から離れて、もう10年以上・・・。すっかり、頭から英語が消えうせている私が、英語を学習する日本人のための本を書きました」

高36回生・石原顕光氏著書紹介・「トコトンやさしい再生可能エネルギーの本」

石原顕光氏 横浜国立大学工学部卒、同大産学連携研究員、工学研究員・グリーン水素研究センター

●研究テーマ

高分子固体電解質形燃料電池の酸素還元反応に関する研究

社会人技術者のための基礎学習支援システムに関する研究

著書紹介 高18回生・白矢勝一氏

白矢勝一氏 東京大学農学部、東大紛争時の農学部自治会副委員長。島根医科大を経て東大眼科に入局。小平市にて白矢眼科医院を開業。

美術に造詣深く、佐伯祐三への熱い思いから執筆した。本書は母校の加古川東高・図書館へも寄贈されている。

北条俊正氏(高45回生)・「拝啓、あなたはボーカロイドを知ってますか?」

母校・加古川東高校が満載です。地元加古川では書店の”東高卒業生の書いた本”コーナーで盛り上がっています。

舞台は母校。読破された同窓生の方は、東高OB、OGは必読だと力説されていました。

ところで、ボーカロイド?ってなんだと言われる貴方。調べてみてください。

高28回・永原(合田)郁子さん 「いのちの授業」一冊に

画面をクリックしてください。大きくなります。

助産師・永原郁子さん。「いのち語り隊」を結成して10年余。兵庫県内外で活躍している。この程、その内容を本にまとめ出版した。

彼女の活躍を紹介する神戸新聞記事(10月13日)をご覧ください。永原さんは数年前にも、TBS番組「情熱大陸」で取り上げられ全国的に大きな反響を呼んだ。

「あなたの健康は家が決める」

著者 田中(林)勇一氏(高38回生) 慶応大・商学部卒。RECOM(アールイーコム)代表取締役。

ハウスメーカー勤務を経て、2000年にRECOM(株)を設立。2004年ソーラーサーキット工法に出会い、「住み心地」研究に目覚める。2007年体感モデルハウスが完成し、温湿度を計測「住み心地」を裏付けるデータとして蓄積した。

見えない「住み心地」を分かりやすく説明することには定評があり、住宅関連メディアにても著名。

<著者より一言>

”病は家から” デザインや間取りには皆さんこだわりますが、「住み心地」は案外住んでから気が付くものです。例えば、夏暑くてエアコン無しではいられない。冬は床が冷えてどんなに暖房しても物足りない。家の中の温度差(ヒートショック)で毎年多くの方が亡くなられています。

暑くて寒い家が、住む人の健康を害しているのです。ハウスダストやアトピーなどのアレルギーも、家のなかの空気が綺麗であれば随分軽減されます。

まさに ”病は家から”  なのです。住宅の仕事に関わる現場経験から、健康に住まうための解決策を一冊の本にまとめました。

■スタッフ注:既に6刷目に入り累計発行部数は1万部を越すと言うベストセラー(出版社・扶桑社)。現在「電子書籍化」に取り掛かっている。田中氏は神吉中のご出身、加古川を本拠に活躍されている。http://www.recom.ne.jp

「ウチにブタがいます」

尾代裕子(高46回・おしろ ゆうこ)さん・イラストレーター。

このたび コミック・エッセイ 「ウチにブタがいます」 文芸春秋社刊を出版されました。

5年前から東京の下町で室内にブタを飼っている本当のお話です。最初はミニブタ 1.7キロ、今や70キロとなった。

早速 書店にて購入。一読爆笑! しかしこの狭い我が家の居間に70キロの巨体がドテンと転がっていたら。家の中で飼うなんて想像を絶する話です。

でも 実際の話なのですから、どうなるのでしょう。

元某航空会社のCA。その後イラストレーターに転身、女性誌を中心にルポマンガなどで活躍中。

ブログ「東京黒毛和豚風太郎」 http://ameblo.jp/zushi-pu/

お父上も清流会(高12回)で、加古川ご在住です。