過去のニュース

「昭和の戦争とおじいちゃん」(4) 竹内 隆氏(中21回)

 

ー勤労奉仕・農家の手伝いー

昭和19年1月に「緊急学徒勤労動員要綱」が公布され、今年は、勉強をやめて軍需工場やその他で働きなさいということになりました。

学校では勤労報国隊を設置し、男子生徒は勤労学徒、女学生は女子挺身隊員と呼ばれて軍需工場へ派遣されました。

農家での勤労奉仕は、農繁期に出征農家の田植えや稲刈りをお手伝いするのはやっていましたが、食糧増産は銃後の大切な勤めで当然の義務だと自覚していました。

加古女と一緒の時もあり、握ってくれた銀シャリの握り飯はおいしかった。

ー尾上飛行場ー

飛行場での勤労奉仕の作業内容は、格納庫での機体整備、周辺の松林に飛行機を隠すための掩体壕作り、飛行機を移動する手伝い、松根油をとるための根っこ掘りなどでした。

飛行場には、いつも学校で見慣れている訓練飛行の赤とんぼや九七式戦闘機が駐機していました。

赤とんぼは主翼も胴体も赤色の布張り複座で、前の席に練習生、後部座席に教官が乗って初歩の飛行技術を習得するための訓練機です。

学校の近くに飛んで来る赤とんぼの中には、吹き流しを曳いているのがありました。その吹流しは、九七式戦闘機の射撃訓練の標的です。

ときには、吹き流しが校庭に堕ちてくることがありました。飛行訓練は常時、学校の近くの空中で行われていました。

いつも飛行機を眺め、教室で勉強している時も爆音を聞いていました。

 

 

井本史夫氏(高16回)・「シニア犬のケアと介護」

井本史夫氏(高16回)

経験豊富、動物医療の第一人者・井本動物病院院長・井本史夫氏が、永年の家族の一員”シニア犬とのいい時間”を説く。

NHKテレビテキスト・2013年7月―8月 「まる得マガジン」が6月22日から発売されています。

<Eテレ放送時間>

7月1日~11日 月~木 21:55~22:00 再放送は翌週 月~木 11:55~12:00

8月19日~29日 月~木 21:55~22:00 再放送は翌週 月~木 11:55~12:00

 

まる得マガジン・2013年7月-8月

以下はページの一部です。

「昭和の戦争とおじいちゃん」(3) 竹内 隆氏(中21回)

―武道-

そのころの中学校では、正課の体育の時間に柔道と剣道の両方を習い、教練の時間には銃剣道を稽古していました。

剣道や柔道を稽古する大きな武道館は、体育館とは別棟で、運動場にありました。

運動場後方の大きな建物が武道館

武道館の中は、板張りの剣道場と畳敷きの柔道場が、ひと続きの大広間になっていました。柔道は宮川徳一先生(徳さん・ちょびひげ)でした。白帯、茶帯そして黒帯の先輩は先生より恐かった。

別室は、手入れの行き届いた三八式歩兵銃や木銃が収納してある兵器庫になっていました。

 

-農業実習-

農業という時間がありました。

学校には、運動場を囲った低い塀の向こうに菜園程度の実習園がありました。

実習園の向こうに続く田んぼの中に高砂線の野口駅があり、別府からの軽便鉄道が接続していました。

高砂線は、高砂の軍需工場へ行き来する貨物列車が往来していて、別府線は神鋤印(かみすきじるし)の多木肥料のある町まで通じていました。

農業の先生に、サツマイモのつるの植え方には水平植え、斜め植え、舟底植えなどがあることと、そのうち、舟底植えの収量が最もよいことを教わりました。

農林一号の苗はお盆の頃になると、畑が地割れするほど大きなイモが育っていました。

■スタッフ注:写真は旧制中学アルバムから拝借しました。

 

「昭和の戦争とおじいちゃん」(2) 竹内 隆氏(中21回)

旧制加古川中学校正門

以下 抜粋でご紹介していきます。

-郷土力士-

風呂屋のいたみのひどい土塀に汐の海と増位山の星取表が貼ってあります。

双葉山が大好きでした。相撲が強い上に格好がだんぜん良かったからです。次に好きなのは照国と羽黒山でした。風呂屋の星取表を見るようになって、的形の汐の海や白浜の増位山が、はやくそういう相撲取りと勝負をするような地位に上がったらいいのにと思うようになりました。

-中学受験-

六年生の二学期が残り少なくなっているときのことです。先生が突然「お前、明石中学を受けたらどうか」と言いました。思いもしなかった話だったので驚きました。年が明け三学期になると、加古川中学校を受験させてもらえることになっていました。いよいよ受験日になって、加古川中学校へ出かけました。大きな体育館が控室でした。天井からサーカスの空中ブランコのような長い吊り輪が下がっていました。入学試験の結果、加古川中学校入学が決まりました。

先生に進学祝いのセーラー万年筆をいただきました。胸ポケットの万年筆は、学生の目印で、勲章のようにほこらしいものです。帰宅すると、早速、万年筆を胸ポケットにさして、母の鏡台の前に立ってみました。

-県立加古川中学校入学-

昭和18年の春、中学校へ進学しました。中学生の服装は長ズボンに変わり兵隊さんと同じようにゲートルを巻きます。上着には五つの金属ボタン、襟には学年章、靴は編上げの革靴、鞄は肩掛け鞄、そして、帽子には、中の字のまん中に加古の文字を丸く納めた校章が付いています。

校長先生が、「諸君は「質実剛健」「自治創造」を心得て学業に精励するように」と式辞を述べられました。生徒が互いに先生の事をあだ名で話題にしているのは驚きでした。もちろんすぐにすべての先生のあだ名を覚えました。美術の先生は頭が見事に禿げあがっているのでタコと呼ばれています。ほとんどは先輩から引き継がれているものです。

美術・原田タコ先生

 

 

 

 

「昭和の戦争とおじいちゃん」(1) 竹内 隆氏(中21回)

昨年出版された竹内 隆氏のご本です。的形国民学校→旧制加古川中学へ。昭和23年に卒業、兵庫師範学校を経て明石市を中心に教職を歩まれました。

少年時代に太平洋戦争を経験した著者が、戦中戦後の記録をまとめたものである。現代の子供たちに、空襲や学徒動員などを語りかけるスタイルで記録が綴られている。著者の実体験が具体的、かつ丁寧に語られており、読む者を当時の世界に引き込んでいく。 著書紹介より

戦時中の中学生生活、高砂線での通学など郷土の情景が身近に描かれています。最後の旧制中学生世代のお話しを、次回から順次ご紹介して参ります。

■スタッフ注:書店では販売していません。お問い合わせは㈱テクノルサポートシステムまで。

113-0033 東京都文京区本郷3-40-11 03-3816-2254

 

「日本人の惜しい!英語」・尾代裕子さん(高46回生)

「うちにブタがいます」でデビューした、イラストレーター・尾代裕子さんの2冊目です。

11月21日発売

元国際線CAの経験からの著書。主婦の友社から11月21日発売です。

著者の談

「英語から離れて、もう10年以上・・・。すっかり、頭から英語が消えうせている私が、英語を学習する日本人のための本を書きました」

内田裕之氏(高25回・山梨大教授) 「山梨アカデミー賞」を受賞

授賞式檀上の内田氏(左から二人目)

昨年 「平成23年・山梨アカデミー賞」を受賞されました。受賞題目はご研究の ”燃料電池電極反応の複合解析と実用ナノ電極触媒の開発” とあります。

素人には難しくてわからないのですが、webをご覧願います。

www.tyaos1995.or.jp/kensyou.htm

又 23年度博士課程教育リーディングプログラムに「クリーンエネルギー変換工学」が採択されました。

これは大変な難関だそうで、ご本人は「念願成就だ!ビッグニューズだ」お喜びでございました。併せておめでとうございます。益々のご精進を祈ります。

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高36回生・石原顕光氏著書紹介・「トコトンやさしい再生可能エネルギーの本」

石原顕光氏 横浜国立大学工学部卒、同大産学連携研究員、工学研究員・グリーン水素研究センター

●研究テーマ

高分子固体電解質形燃料電池の酸素還元反応に関する研究

社会人技術者のための基礎学習支援システムに関する研究

著書紹介 高18回生・白矢勝一氏

白矢勝一氏 東京大学農学部、東大紛争時の農学部自治会副委員長。島根医科大を経て東大眼科に入局。小平市にて白矢眼科医院を開業。

美術に造詣深く、佐伯祐三への熱い思いから執筆した。本書は母校の加古川東高・図書館へも寄贈されている。

北条俊正氏(高45回生)・「拝啓、あなたはボーカロイドを知ってますか?」

母校・加古川東高校が満載です。地元加古川では書店の”東高卒業生の書いた本”コーナーで盛り上がっています。

舞台は母校。読破された同窓生の方は、東高OB、OGは必読だと力説されていました。

ところで、ボーカロイド?ってなんだと言われる貴方。調べてみてください。