ラジオ神戸・JOCR 560KC あの懐かしい「電リク」を、ご記憶でしょうか?この著書は当時の元放送管理課長が、その番組エピソードを綴られたものです。
皆さんの青春時代を思い出してください。
あの「スター・ダスト」のオープニングナンバーで始まる電リク。幕を開けたのは昭和27年12月24日のクリスマスイヴでした。当時のヒット曲としては、「テネシーワルツ」「トウ・ヤング」「涙のワルツ」「ワン・オクロック・ジャンプ」など今や懐かしい名曲がずらり。玉井孝アナの美声がリスナーを魅了した。
そして番組は昭和30年3月からの日曜7時「モナ・電話リクエスト」につながっていく。4代目の斎藤ヒデオ・アナ時代に黄金期を迎えた。あのフォーク・クルセダースの「帰って来たヨッパライ」が初めて電波に乗ったのが昭和42年9月のJOCRだった!ここから大ヒットが始まったのです。
著者は神榮赳郷氏(高7回)。ラジオ関西姫路支局を振出に本社制作部で番組プロデューサーとして活躍され、後にサンテレビへ移られた。現在は姫路市的形町の的形湊神社の宮司として、郷土史の研究をされている。当著書(郷土志社発行)には加古川東高時代の校内誌”めるへん”に発表した「創作・虹色の楚囚」や、若くして旅立たれた愛妻への”よしなしこと”が綴られている。その他郷土史関係の著書多数。
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