過去のニュース

「ウチにブタがいます」

尾代裕子(高46回・おしろ ゆうこ)さん・イラストレーター。

このたび コミック・エッセイ 「ウチにブタがいます」 文芸春秋社刊を出版されました。

5年前から東京の下町で室内にブタを飼っている本当のお話です。最初はミニブタ 1.7キロ、今や70キロとなった。

早速 書店にて購入。一読爆笑! しかしこの狭い我が家の居間に70キロの巨体がドテンと転がっていたら。家の中で飼うなんて想像を絶する話です。

でも 実際の話なのですから、どうなるのでしょう。

元某航空会社のCA。その後イラストレーターに転身、女性誌を中心にルポマンガなどで活躍中。

ブログ「東京黒毛和豚風太郎」 http://ameblo.jp/zushi-pu/

お父上も清流会(高12回)で、加古川ご在住です。

「彼女がくれたマウンド」

著者 盛田(野坂)倫子さん(高38回生) 2000年・光文社発行。 ご夫君の盛田幸妃氏との共著です。

盛田投手は函館有斗高時代、3度の甲子園出場を果たし1987年のドラフト第1位で、横浜大洋ホエールズに入団した。1992年 最優秀防御率のタイトルを獲得、佐々木大魔神と共に”ダブル・ストッパー”と呼ばれる。

1998年 近鉄に移籍した後、脳腫瘍が見つかり手術を受けたが、奇跡的な回復力で復帰し、2001年 ”カムバック賞”を受賞した。

NHKテレビ 「不屈の者たちへ 奇跡のストッパー 人生のマウンドに立つ」が2009年8月19日に放送された。 現役時代、脳腫瘍のため再起は不可能といわれながらも手術とリハビリによって、奇跡の復活を果たした盛田投手。病と向かい合いながらも全力投球で生きる盛田投手の日々。それを支えた家族の話を綴ったドキュメントで話題を呼びました。

倫子夫人と共著の 「彼女がくれたマウンド」 は、当時 JAJに勤務していた倫子夫人と彼との出会いや、結婚。そして突然の異変。手術。リハビリ。そして再起の様子が生々しく描かれた感動の一編です。

同窓生の著書をご紹介いたします。

「月代物語」 坂田月代作品集

著者 坂田月代(高18回) 童話作家 日本福祉大学卒業 ミエール幼児教育研究所

出版社 澪標 (みおつくし)

内容紹介

星をつなぎ 月をかさね 夜ごと紡ぐ 月代物語

心の中に いつまでも ともしつづける 小さなちいさな無垢の灯り こよい またゆらめいて あなたの想い出を照らす (ブック帯より)

加古川小学校教諭の後、明石商業高校・学校司書勤務の傍ら、「森 はなを囲む児童文学の会」会長、「森 はなを偲ぶ・さゆりの会」主宰と、児童文学の普及に努められている郷土作家。他に主な著書として「海とめんどりとがいこつめがね」「森 はな・人と文学」(神戸新聞出版)などがあります。最新刊 「平和のメッセンジャー 古賀哲夫物語」 澪標

現在は地元・加古川で 「森 はなの伝記を NHK朝ドラへ の会」 の署名運動で、西尾真里さん(会長)と共に、精力的な活動を行われています。

「東高卒業生の書いた本コーナー」発見

紀伊国屋書店(加古川店)

「加古川東高卒業生の書いた本」コーナー

JR加古川駅・駅前の大型書店に「加古川東高卒業生の書いた本」なるコーナーがありました。

流石 加古川ならでは・・・。東京では先ずお目に掛かれない光景に、思わずクスリ。

この時 積んであったのは、「信長の跫」神吉修身氏(高7回)と「ねんきん定期便」首藤由之氏(高30回)の新刊2点でした。

こんな特設コーナーが、加古川にはいつもあるのでしょうかねぇ。

「ねんきん定期便」


著者 首藤由之(高30回) 慶應義塾大学卒業 朝日新聞社勤務

出版社 朝日新書

サラリーマンのための年金講座。

内容紹介
加入者全員への送付が始まった「ねんきん定期便」。サラリーマンのために「厚生年金」に絞って知っておくべき知識を厳選して紹介する。制度の仕組みや定期便の読み方、年金額の計算方法など「初歩の初歩」をわかりやすく解説すると共に、定期便の数字を使えば個々人の「稼ぎ度合い」や「堅実度合い」がわかり、マネープランを立てられることなど意外な活用法も伝授する。年金とお金の基礎がすぐ身につく決定版! (c) Amazon

「信長の跫(あしおと)」

著者 神吉修身(高7回) 大阪経済大学卒 よみうりTV勤務

出版 かんき出版

わずか2千人が籠もる神吉城が、3万もの信長軍に包囲される。逃亡も降伏もせず、決然と立ち向かった、誇り高い播州武士の戦いである。

神吉、志方、高砂、野口、淡河、端谷、6ケ國の播州勢が、三木城の秀吉本陣へ夜襲を敢行、一方的に勝利する。

加古川市西神吉町出身。神戸市垂水区在住。定年退職後、播州の郷土史をライフワークとし、神吉城や神吉一族にまつわる3部作を著作中。

<スタッフ注>神吉修身氏は、カッパブックスの創始者として有名な光文社・神吉晴夫氏の甥っ子。やはりDNAは争えぬか。

「赤松一族盛衰記」

出版社:神戸新聞総合出版センター A5判600頁 上製本ハードカバー

著者:神栄赳郷氏・(高7回) 学習院大学卒、ラジオ関西、サンTV勤務。

神栄氏は郷土史家として著名で、現在は父上の後を継がれ的形町・湊神社宮司をされています。

他に著書は「播磨國広峰神社 古文書の研究」、「峰相記」。

共著 「風は悪党の背に」(H3年)、「播磨史の謎に迫る」(H9年)、「戦乱に揺れる明石」(H17年)。

編著 「播磨郷土史の研究」、「赤松氏と三木氏の文献と研究」、「的形郷土史の研究」。

いずれも神戸新聞総合出版センターより出版。

トラウマの医療人類学

タイトル: 「トラウマの医療人類学」

出版社: みすず書房

著者: 宮地尚子氏・高32回生(中部中)、京都府立医大卒、
一橋大学大学院社会学研究科教授

出版社 / 著者からの内容紹介
トラウマという言葉が飛び交うようになって久しい。冷戦終結後には世界各地で内戦が起こり、「民族浄化」という名の虐殺がつづいた。9・11以降、世界の 暴力化は加速していき、イラク戦争下の2004年にはアブグレイブの拷問の写真が新聞の一面を飾った。もとは米国でのベトナム戦争帰還兵への対処から生ま れたPTSD概念も、トラウマ同様、日本では阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件をきっかけに注目され、自然災害や交通事故から殺傷事件、ドメスティック・ バイオレンス、レイプや幼児虐待その他、それぞれの事情に対処するための重要なキイワードとなってきた。
だが、これらの言葉は正しく理解されているのだろうか。ヴィジョンなき概念の使用から、さまざまな問題が生まれてきているのではないだろうか。
大学で平和社会論を教えるいっぽう、精神科医として医療人類学・文化精神医学にかかわり、性暴力についてのカウンセリングや難民医療にも力を注いできた著 者は、このような時代の中で、何を考え、どのような実践をしてきたのか。本書にはそのすべてが映し出されている。移住者問題、薬害エイズ、「慰安婦」問 題、PTSD概念と法・裁判、拷問とトラウマ、マイノリティのための精神医学など、その力強く具体的な筆致からは、今を生きるわれわれへの大切なメッセー ジが伝わってくる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
一橋大学大学院社会学研究科教授。精神科医師。医学博士。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。1989年から1992年、ハーバー ド大学医学部社会医学教室および法学部人権講座に客員研究員として留学。1993年より近畿大学医学部衛生学教室勤務を経て、2001年より現職。専門は 文化精神医学、医療人類学、ジェンダーとセクシュアリティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

→宮地尚子氏の出版物 →一橋大学大学院社会学研究科のページ

「コペンハーゲンの街角から-小さな大国デンマークに暮らして」

タイトル:「コペンハーゲンの街角から-小さな大国デンマークに暮らして」

出版社: ビネバル出版

著者: 寺田和弘氏・高44回生(山手中)、慶應義塾大学卒、
参議院議員円より子政策担当秘書

著者 寺田和弘, 2003/04/04
疲れた日本にデンマークという小さな大国の魅力を余すところなく!
デンマークと聞いて何を連想しますか?ワールドカップに出場したサッカーチーム、ロイヤルコペンハーゲンの陶磁器、アンデルセンの童話・・・。いろいろありますね。
福祉や環境保護の先進国であることはよく知られています。と同時に、ユーロに参加していないなど、自分たちの国、社会を愛し、伝統を守ろうとする強い意志を持った人々が楽しく暮らしている国、それがデンマークです。
女王様がタバコを吸いまくり、大臣が自転車で通勤し、晴れた夏の日には午後の仕事を早々に切り上げて帰宅してしまうのもデンマーク。日本とは対照的ながらもどこか通じるところがあるこの小さな国の魅力を余すところなく書きました。
国じゅうが観光ガイドブックに掲載できそうな美しい風景。明るくて楽しくて優しい、性格の良さでは友達にしたいナンバーワンのデンマーク人。旅行を計画されている方にも是非オススメです。  日本大使館の職員としての経験を踏まえ、デンマークの外交政策や世界最大の島、グリーンランドについても紹介しました。
疲れた日本に新たな視点を提供する一冊です。

「ドン・キホーテ」出版400年記念 新訳ドン・キホーテ全4巻セット

タイトル: 「ドン・キホーテ」出版400年記念 新訳ドン・キホーテ全4巻セット 出版社: 新潮社

訳者: 荻内勝之氏・高14回生(両荘中)、神戸外大卒、東京経済大教授

出版社/著者からの内容紹介
騎士物語を読みすぎて妄想にとらわれたドン・キホーテの物語を、日本語の面白さ、美しさを大切に訳した、画期的な新訳で。原典刊行四〇〇年記念。

内容(「BOOK」データベースより)
雄大深遠にして血湧き肉おどる物語。日本語の語り調子を生かして味わい深く、朗読して文章の美しさ物語の面白さを堪能できる新訳に、堀越千秋氏の挿絵各巻10点を入れて刊行。

→荻内勝之氏の出版物

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