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同窓会 あと何回会えるかな

先日 有名な学者さんが書かれている記事を目にした。余りにもおかしくて女房と抱腹絶倒、大爆笑した。皆さんにも、思い当たるところがおありでしょうから、以下 さわりをご紹介します。

『同窓会に出席した。ある年齢に達してからはなるべく出席することにしている。もう何回会えるかな、などと思うようになったからだ。皆もそう考えるらしく、働き盛りの頃は4年に一度だったが、大方が退職した今は隔年だ。2年ぶりに会う級友は2年分だけ確実に老けている。私だけ若々しいのは気が引けるが仕方ない。

中学生の頃、硬派の筆頭だった私は女子と話すことを恥と思い、中2の時に「もう卒業するまで女子とは口をきかない」と公言した。硬派として天下国家を論じ、常に大言壮語していた私が、女子と話しながら真っ赤になるわけにはいかないからだ。特にひそかに憧れている子の前で感動のあまり声を震わせたり目を潤ませたりしたら私の人生はそこまでだ。

同窓会にその意中の人も出席していた。半世紀ぶりに見る彼女は小紋を着こなしすっと伸びた背筋などいまだ往時の魅力を失っていなかった。私は生まれて初めて話しかけた。

「かってあなたに憧れていたんですが、話しかけることすら出来ませんでした」 彼女は艶然と微笑みながら「あーら。うれしいっ。そうだったんですか。あーあ、もっと早く言って下さったらよかったのに。本当に残念」と言った。

久し振りの天にも昇る気持ちで帰宅し古女房に得意満面で言った。「僕と彼女は何と相思相愛、互いに秘めた恋心をもっていたようだ」「あなたほどお目出度い人は珍しいわ。そんなに美しいなら彼女、皆に同じことを言ってる筈よ」「いいや彼女のつぶらな瞳は真実だった」「お目出度い人はいつも幸せでいいわね」

女房の方が正しいような気がするが、何と言われようと幸せでいたい。』

皆さん あと何回会えるかな・・・。お元気で颯爽とお出かけください。因みにこの記事、副題は “同窓会のマナー” となっていました(爆笑)。

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