県下最大の河川 「加古川」 十一市三町を流れ総延長96Kmの大河。その流域面積は兵庫県の21%を占める。
その始まるところをご存知でしょうか。
源流は兵庫県中東部、旧氷上郡青垣町(現丹波市)。但馬、丹波、播磨三国が境を接する粟賀(あわが)山・962mに発し、南流して播州平野を潤し播磨灘に注ぐ。川の水は飲料水のほか、工業用水や農業用水などにも使われ、流域に水の恵みを与えてくれる。と同時に水害も多かったようです。
主な支流としては、柏原川、篠山川、杉原川、東条川、満願寺川、美嚢川があります。
往時の河口は現在よりもずっと西の、旧印南郡伊保村と旧加古郡荒井村(共に現高砂市)の間でした。加古川の流れを境に西は印南郡、東は加古郡と別れ、両方を総称して加印地区と呼ばれていました。
青垣町大名草(おなぎ)地区に加古川の起点標柱がひっそりと立っています。ここから、我々故郷の壮大な大河、加古川が始まっているのです。
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