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ハリマ産業新聞 第1719号:平成19年は約2百名が参加 清流会東京支部総会ご報告

クイズ映画館の数、高砂線の駅名?
地元加古川からも多数出席

去る十一月十六日に開催いたしました清流会東京支部総会は、 加古川から木下正一会長(中18回)、西川隆雄副会長(高13回)、 廣岡俊二教頭、谷校内幹事(高26回)、ハリマ産業新聞社のご 来賓諸氏の参席を頂き、出席会員百九十五名、総勢百九十九名 と、お陰さまで本年も盛会でございました。

本年の同窓生ゲストスピーカーは、竹花豊・前東京都副知事・ 現東京都教育委員(高20回生)にお願いし、同氏が主宰される 「おやじ日本の会」など実に意義深いお話を聞かせて頂きまし た。

東京支部として、今回特筆すべきは新卒業生(高59回)が初 めて参加してくれたことです。これも本部、学校当局のご協力 あっての事と、感謝いたしております。壇上の諸君にはご自分 の若かりし姿を重ねられ、感慨にふけられた先輩諸氏も居られ たのではないでしょうか。樽本庄一加古川市長(高11回)から もメッセージが寄せられ、半世紀を超える同窓生が集い語る実 に懐かしいひと時でございました。

東京支部では本年秋の、古門昭生氏(高7回)が旭日小授章 を受けられ、当日、清流会本部・木下会長よりお祝いが贈られ ました。

古門氏は神戸商戦大学卒業後、大阪商船三井船舶の外国航路 船長として活躍され、現在は東京海洋大学(前東京商船大学)・ 大学院で講師として一級水先人養成コースを担当、後輩の指導 にあたられております。

恒例になりました「故郷クイズ」では、TBS・杉尾秀哉氏 (高28回)の名司会で大爆笑。同窓生諸氏から寄せられた賞品 を巡り大いに盛り上がりました。クイズの一部をご紹介します。 地元ならお分かりでしょう。

Q昭和二十一年から四十年前半まで、加古川には六つの映画 館があった。
A正解です。第一・二新興座、旭クラブ、大劇、日映、加古 川劇場の六つがありました。現在は「ワーナー・マイカル・シ ネマズ加古川」の一館です。

Q加古川市民の苗字ランキングベスト3は「田中・山本・藤 原」の順である。
A不正解です。一位「田中」、二位「山本」ですが三位は「 大西」です。

Q加古川の地場産業で日本三大産地として有名だったのは「 靴下」である。
A正解です。大正十三年に自動編立機の輸入や技術革新を経 て、平成三年のピークまで、奈良・東京につぐ日本の三大産地 として君臨してきました。

Q一九八四年に廃線となった高砂線の駅で高砂がつくのは「 高砂・高砂南口・高砂浦」である。
A不正解です。正解は「高砂北口・高砂浦」です。

Q文学界で著名な「三島由紀夫」の祖父の本籍は播磨町であ る。
A不正解です。志方町が正解です。

いかがでしたか。勿論全問ご正解でしょうね。遠く離れた東 京ではこんな他愛もない話も加古川につながります。

最後に、三宅恭子さん(高7回生・元声楽部)のリードで校 歌と今年から加えた唱歌「故郷(ふるさと)」を全員で合唱し て郷里を偲び、又の再会を約して散会しました。また、来年は 十一月七日(金)です。皆様お誘い合わせでお出かけ下さい。 【記事提供・東京支部事務局 井上晴視(高7回)】

トラウマの医療人類学

タイトル: 「トラウマの医療人類学」

出版社: みすず書房

著者: 宮地尚子氏・高32回生(中部中)、京都府立医大卒、
一橋大学大学院社会学研究科教授

出版社 / 著者からの内容紹介
トラウマという言葉が飛び交うようになって久しい。冷戦終結後には世界各地で内戦が起こり、「民族浄化」という名の虐殺がつづいた。9・11以降、世界の 暴力化は加速していき、イラク戦争下の2004年にはアブグレイブの拷問の写真が新聞の一面を飾った。もとは米国でのベトナム戦争帰還兵への対処から生ま れたPTSD概念も、トラウマ同様、日本では阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件をきっかけに注目され、自然災害や交通事故から殺傷事件、ドメスティック・ バイオレンス、レイプや幼児虐待その他、それぞれの事情に対処するための重要なキイワードとなってきた。
だが、これらの言葉は正しく理解されているのだろうか。ヴィジョンなき概念の使用から、さまざまな問題が生まれてきているのではないだろうか。
大学で平和社会論を教えるいっぽう、精神科医として医療人類学・文化精神医学にかかわり、性暴力についてのカウンセリングや難民医療にも力を注いできた著 者は、このような時代の中で、何を考え、どのような実践をしてきたのか。本書にはそのすべてが映し出されている。移住者問題、薬害エイズ、「慰安婦」問 題、PTSD概念と法・裁判、拷問とトラウマ、マイノリティのための精神医学など、その力強く具体的な筆致からは、今を生きるわれわれへの大切なメッセー ジが伝わってくる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
一橋大学大学院社会学研究科教授。精神科医師。医学博士。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。1989年から1992年、ハーバー ド大学医学部社会医学教室および法学部人権講座に客員研究員として留学。1993年より近畿大学医学部衛生学教室勤務を経て、2001年より現職。専門は 文化精神医学、医療人類学、ジェンダーとセクシュアリティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

→宮地尚子氏の出版物 →一橋大学大学院社会学研究科のページ

「コペンハーゲンの街角から-小さな大国デンマークに暮らして」

タイトル:「コペンハーゲンの街角から-小さな大国デンマークに暮らして」

出版社: ビネバル出版

著者: 寺田和弘氏・高44回生(山手中)、慶應義塾大学卒、
参議院議員円より子政策担当秘書

著者 寺田和弘, 2003/04/04
疲れた日本にデンマークという小さな大国の魅力を余すところなく!
デンマークと聞いて何を連想しますか?ワールドカップに出場したサッカーチーム、ロイヤルコペンハーゲンの陶磁器、アンデルセンの童話・・・。いろいろありますね。
福祉や環境保護の先進国であることはよく知られています。と同時に、ユーロに参加していないなど、自分たちの国、社会を愛し、伝統を守ろうとする強い意志を持った人々が楽しく暮らしている国、それがデンマークです。
女王様がタバコを吸いまくり、大臣が自転車で通勤し、晴れた夏の日には午後の仕事を早々に切り上げて帰宅してしまうのもデンマーク。日本とは対照的ながらもどこか通じるところがあるこの小さな国の魅力を余すところなく書きました。
国じゅうが観光ガイドブックに掲載できそうな美しい風景。明るくて楽しくて優しい、性格の良さでは友達にしたいナンバーワンのデンマーク人。旅行を計画されている方にも是非オススメです。  日本大使館の職員としての経験を踏まえ、デンマークの外交政策や世界最大の島、グリーンランドについても紹介しました。
疲れた日本に新たな視点を提供する一冊です。

「ドン・キホーテ」出版400年記念 新訳ドン・キホーテ全4巻セット

タイトル: 「ドン・キホーテ」出版400年記念 新訳ドン・キホーテ全4巻セット 出版社: 新潮社

訳者: 荻内勝之氏・高14回生(両荘中)、神戸外大卒、東京経済大教授

出版社/著者からの内容紹介
騎士物語を読みすぎて妄想にとらわれたドン・キホーテの物語を、日本語の面白さ、美しさを大切に訳した、画期的な新訳で。原典刊行四〇〇年記念。

内容(「BOOK」データベースより)
雄大深遠にして血湧き肉おどる物語。日本語の語り調子を生かして味わい深く、朗読して文章の美しさ物語の面白さを堪能できる新訳に、堀越千秋氏の挿絵各巻10点を入れて刊行。

→荻内勝之氏の出版物

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帆船日本丸(SAIL TRAINING SHIP NIPPON-MARU)

ハワイ・オアフ島沖を帆走中の日本丸

ハワイ・オアフ島沖を帆走中の日本丸

「太平洋の白鳥」「海の貴婦人」と呼ばれ、国民の間で慕われてきた練習帆船初代日本丸は現在 横浜(JR桜木町駅前・みなとみらい地区の港に繋留)で保存活用されています。帆船は、世界的に見ても数少ないものであり、その中でも特に同船は、昭和5年に故郷・兵庫県の川崎造船所で建造された後、半世紀の長きにわたり大海原で海の男を育て今日の海国日本の礎を築いてきました。また、海の文化財としても貴重なものであり、その栄誉と功績にふさわしい形で大切に保存されていくことでしょう。

この栄光ある初代日本丸とその後継として、昭和59年に建造された新日本丸両船の船長を歴任されたのが、我等が同窓生の大西典一氏(高15回生)です。 Continue reading 帆船日本丸(SAIL TRAINING SHIP NIPPON-MARU)

読売新聞 竹花 豊氏(高20回生) 「許すな組織暴力」

2007/06/10 
「読売新聞 竹花 豊氏(高20) 許すな組織暴力」

読売新聞 竹花 豊氏(高20) 「許すな組織暴力」

2007/06/10 
「読売新聞 竹花 豊氏(高20) 許すな組織暴力」

日本経済新聞 住田裕子さん 弁護士(高22回生) 「時間術」 4回シリーズ

日本経済新聞 住田裕子さん 弁護士(高22) 「時間術」 4回シリーズ

支部総会2006


総会写真