「あらざらむ この世のほかの思い出に いまひとたびの逢うこともがな」
の作者として有名な和泉式部の墓と伝えられている石造の塔が野口町の旧山陽道沿いににあります。
この塔は十五世紀前半の建立と推定されており、花崗岩製で二・三㍍もの高さがある市内では最大の塔です。県指定文化財になっています。
かって塔の西方に「下居の清水(おりいのしみず)」という井戸がありました。江戸時代の「播州名所巡覧絵図」にも描かれている名所でした。もしかするとイズミ式部(布教のため全国を歩いた、歩き巫女)たちの供養塔かもしれません。
「広報かこがわ・12月号」の内、岩坂純一郎氏(高20回)の担当されている欄から抜粋しました。詳細は公式HP本文をご覧ください。
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