母校生徒さん 2年生(高65回生)全員が、「被災地先輩へのメッセージ写真」に参加してくれました。2年学年主任の谷 正人先生(高26回)が音頭を取って下さり、双葉写真館さん(高16回・山田和成氏)にも全面協力を戴きました。
「先輩の皆さん どうかお元気でいてください。
復興を心からお祈りしています。後輩一同」 と。
本部と連携をとり 「母校生からの写真」と「故郷の味」を添えて、東京支部から被災地5県などにお住まいの同窓生・90名の皆さまにお見舞いを送らせて頂きました。
この”故郷の味”はニシカワパンでお馴染みのニシカワ食品さん(高13回・西川隆雄氏、高40回・西川隆博氏)のご好意で提供賜りました。
今、自分たちに出来る事。心の支えに少しでも何かお役に立てればと、松井支部長の提唱を受け支部役員一同で相談し実行させて頂きました。清流会同窓生の皆さまの熱い思いが届きますように。
清流会の皆様からのお心遣いに涙が出る思いです。ありがとうございました。
この町に住むようになって約10年になります。『Kako-Style』が手に入り、名状し難いほどの懐かしさとともに読んでから1ヵ月あまりのち大震災に遭遇しました。「大地鳴動」とはあのことをいうのでしょう。東北地方の被災地には比べるべくもありませんが、人的被害はなかったものの、関東最北のこの小さな町も相当な被害を被りました。全・半壊した家や崩れた道路・石垣が今もあちこちに見られます。いつもは観光客で渋滞する那須街道にクルマがほとんど見えない日々が続きました。
そして東電の原発事故です。当地は原発から80数キロくらいに位置しており、農産物、酪農などへの影響が危惧されています。子どもたちのことはほんとうに心配です。震災からの復旧、原発事故への対応をみて、政府や東電、原子力学者などののいい加減さには強い憤りを禁じえません。物静かに、優しく、しかししっかりと苦しみに耐えている被災地の人々とは比べようもありませんね。
1957年に卒業した私たち9回生も“立派な”年寄りになりました。しかし、子どもや孫たちのために日本を再生させる取り組みに少しでも役に立たねばと思います。
心優しい東高の先輩、同輩、後輩の皆さん、これからもよろしく。
清流会の皆様へ
仙台在住の矢田正人(高校22回生)です。この度は心温まるお見舞い品をいただきありがとうございます。心より感謝しております。後輩のメッセージ写真には心の元気を、故郷の味のどら焼きには体の元気を頂きました。
おかげさまで、私のところは大きな被害もなく、ライフラインも既に復旧し、ほぼ通常の生活にもどりました。
三陸の海は、普段は豊かな海の幸を恵んでくれる、人に優しい自然ですが、一旦牙をむけば恐ろしくむごいことをする自然でした。しかし、今後も東北人は自然との共生を持ち前の粘り強さで追及していくでしょう。そして、時間はかかると思いますが復興を成し遂げると確信しています。私も東北人の一人として力をあわせていきたいと思っています。本当にありがとうございました。