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ぶらり加古川・・・史跡放浪記(伝・和泉式部の墓)

小倉百人一首の

「あらざらむ この世のほかの思い出に いまひとたびの逢うこともがな」

の作者として有名な和泉式部の墓と伝えられている石造の塔が野口町の旧山陽道沿いににあります。

この塔は十五世紀前半の建立と推定されており、花崗岩製で二・三㍍もの高さがある市内では最大の塔です。県指定文化財になっています。

かって塔の西方に「下居の清水(おりいのしみず)」という井戸がありました。江戸時代の「播州名所巡覧絵図」にも描かれている名所でした。もしかするとイズミ式部(布教のため全国を歩いた、歩き巫女)たちの供養塔かもしれません。

「広報かこがわ・12月号」の内、岩坂純一郎氏(高20回)の担当されている欄から抜粋しました。詳細は公式HP本文をご覧ください。

ぶらり加古川・・・ 史跡放浪記・新井(しんゆ)用水

水を満々とたたえた田で、緑の早苗が風にそよぐさまは、六月の風物詩といえます。しかし瀬戸内気候に属し降水量が少ない当地域の稲作には、かって水を確保することとの悪戦苦闘の歴史がありました。貴重な雨水を有効活用するために数多くのため池が造られ、また用水路が新設されました。新井用水もその一例です。

干ばつから水田を救う農業用水確保のため、播磨町古宮の大庄屋・今里伝兵衛が姫路藩の許可を得て開削工事を行ったのです。八幡町西条(現加古川大堰用地内)にある取水口から野口・平岡・別府各町の農地を潤し播磨町に至る全長十三㌔余りの水路は、延べ十六万人以上が動員されて明暦二年(1656)に完成しました。

水路は十㍍前後の等高線に沿って流れています。取水口と最下流の高低差は約七㍍のほぼ平坦地で、そのうえ途中には逆勾配の場所があって通水は容易ではなかったのです。この課題に対して、流れに勢いをつけるために水路幅を徐々にに狭くしていくなどの工夫がなされています。

このような背景を持つ新井(しんゆ)用水は加古川市の文化遺産ともいえるでしょう。「新井緑道」が整備されており、先人の苦労のあとを感じながら歩くことができます。

「広報かこがわ・7月号」 岩坂純一郎氏(高20回)ご担当欄から抜粋紹介しました。詳細は公式HP・本文をごらんください。

旧制加古川中学18回生・同窓会

東京支部からもご参加されました。 「ハリマ産業新聞 11月25日号」からの転載。

広瀬敏郎氏(高18回) 12月のご案内

広瀬敏郎のクリスマスディナーショウ

12月19日(日) 17:00~19:00

箱崎ロイヤルパークホテル 晴海の間

「もう20年間もやっている恒例のディナーショウです。

豪華フルコースのディナーに私からのプレゼントの大抽選会。たっぷりと15曲以上歌いまくります・・・の4時間!」 とありました。

帆船日本丸・「募集写真展」のご案内

船内に「清流会東京支部」のプレートがある帆船日本丸。大西典一船長(高15回)とのご縁で馴染み深い帆船です。ご承知のように日本丸の時鐘(レプリカ)やパネルを東京支部有志一同で母校に贈りました。

第2回 「横浜の帆船日本丸」募集写真展 が開かれます。

期 間 12月18日(土)~1月30日(日)

場 所 桜木町駅前 横浜みなと博物館 入場無料

休館日 毎週月曜 12月29日(水)~31日(金)、1月11日(火)

横浜へお出かけになれば、船内の「清流会プレート」もご覧ください。

「大学合格力」でみる 全国高校1465校・ランキング

「週刊ダイヤモンド 11月20日号」で発見。合格実績によって高校の学力レベルを測り「大学合格力」&「難関大学合格力」と名付けて偏差値化したものらしい。

國公立大学100校合格力のトップは60.5 だそうです。

上位は①東大寺学園(奈良・私立) 60.5 ②筑波大付属駒場(東京・國立) 58.2 ③甲陽学院(兵庫・私立) 57.6 ④灘(兵庫・私立) 57.5 ⑤旭丘(愛知・公立) 55.0 と私学がズラリ。

となると気になるのが母校のポジション。なんと堂々の 全国38位 42.6 とありました。(全国総数 5116校)

そこで兵庫県内のトップ10(総数215校)を見てみると

①甲陽学院(私立) 全国3位 57.6 ②灘(私立) 4位 57.5 ③白陵(私立) 6位 54.9

④姫路西(公立) 9位 52.2 ⑤長田(公立) 11位 48.3 ⑥六甲(私立) 17位 46.0

⑦加古川東(公立) 38位 42.6 ⑧神戸(公立) 68位 38.8 ⑨姫路東(公立) 99位 3

5.5 ⑩小野(公立) 165位 31.5。となっていました。

下記は近隣校のご参考値です。

23番・加古川西(公立) 441位 17.7 34番・西脇(公立) 640位 12.1 36位・明石北(公立) 660位 11.7 45番・三木(公立) 775位 9.2 53番・明石城西(公立) 873位 7.3 56番・明石西(公立) 940位 6.3 57番・東播磨(公立) 973位 5.6 59番・明石清水(公立) 986位 5.4 65番・明石(公立) 1018位 4.9 69番・姫路南(公立) 1055位 4.5 73番・姫路(公立) 1114位 3.7 74番・賢明女子(私立) 1120位 3.7 77番・明石南(公立) 1200位 2.7 78番・琴丘(公立) 1211位 2.6 82番・加古川北(公立) 1249位 2.3 87番・播磨(私立) 1373位 1.3 98番・社(公立) 1444位 0.9

後輩諸君の頑張りに深く敬意を表します。


支部総会の反省会

22年度東京支部総会も、おかげさまで11月5日無事に終わりました。

開催までの企画準備、当日の受付、会計、司会、ご寄贈を受けた賞品の区分け、写真撮影など色んな役割分担をして頂いた役員・幹事さんが11月29日夜に集まり、「反省会」 を開きました。皆さん お忙しいので出張などご都合が付かず全員集合とはいきませんでしたが、総勢15名で談論風発、賑やかにやりました。

場所は新橋烏森口・「新橋のごはんやさん 飯(はん)」 とても料理が美味しい店でした。高見浩三氏(25回)にお世話いただきました。

今年は昨年より総会出席者が減少、参加ゼロ年次が拡大したなど課題点も浮上。反省会に初参加の方からも斬新な提案があり、活発な意見交換が出来ました。来年に向けて役員会で検討させて頂きます。メディアチーム(旧ITチームを改称)から新企画構想も登場。

当日の参加者名(敬称略)

高見浩三(25回)、植杉直樹(26回)、杉尾秀哉(28回)、岡山幸義(28回)、松井昭憲(30回)、岸本雅久(31回)、田中 寛(32回)、鎌田早苗(32回)、桂 智子(33回)、穴田卓司(36回)、森田富雄(42回)、奥野誠司(46回)、辻本真孝(57回)、島津高英(59回)、井上晴視(7回)。

杉尾氏は翌朝の放送が早いので、後ろ髪を引かれる思いで途中帰宅です(笑)。

「ウチにブタがいます」

尾代裕子(高46回・おしろ ゆうこ)さん・イラストレーター。

このたび コミック・エッセイ 「ウチにブタがいます」 文芸春秋社刊を出版されました。

5年前から東京の下町で室内にブタを飼っている本当のお話です。最初はミニブタ 1.7キロ、今や70キロとなった。

早速 書店にて購入。一読爆笑! しかしこの狭い我が家の居間に70キロの巨体がドテンと転がっていたら。家の中で飼うなんて想像を絶する話です。

でも 実際の話なのですから、どうなるのでしょう。

元某航空会社のCA。その後イラストレーターに転身、女性誌を中心にルポマンガなどで活躍中。

ブログ「東京黒毛和豚風太郎」 http://ameblo.jp/zushi-pu/

お父上も清流会(高12回)で、加古川ご在住です。

ぶらり加古川・・・史跡放浪記(旧加古川町公会堂)

昭和10年11月(1935年)に完成した 通称・公会堂 は鉄筋コンクリートの2階建て。左右対称のルネサンス風外観の堂々たる昭和初期の公共建造物です。(設計・置塩 章、施工・前川建設)

正面玄関の上には「幾何学模様のステンドグラス」を採り入れた大きなアーチ型の窓、スクラッチタイルを貼った玄関脇、側面の上部を飾る連続したアーチ型窓などがこの建物の優美さを際立たせています。かって白亜に輝いていた公会堂は、まさに加印地区の文化の殿堂でした。

近くに集結していた旧加古川市役所(大正十五年築)、加古川小学校(昭和三年築)と並ぶ昭和の名建築トリオも現在はこれが残るのみ。昭和49年からは加古川図書館として今も現役で雄々しく頑張っています。平成20年に兵庫県の景観形成重要建造物に指定されました。

「広報かこがわ・11月号」の内、岩坂純一郎氏(高20回)が担当されている欄から紹介しました。詳細は公式HP本文をご覧ください。

■スタッフ注:筆者などは子供のころ、この辺りは遊び場で成人式はここでありました。選挙立会演説会、NHKのど自慢や美空ひばりの公演などもありました。前の空き地には街頭テレビがあり、力道山のプロレスの時は黒山の人だかりでした。

旧加古川町役場、旧加古川小学校校舎はいずれも取り壊され、往時を偲ぶよすがもありません。時の流れとは言え旧加古川駅駅舎も今や跡かたなく、旧加古川町の近代化遺産を残そうとする思いはあまり盛り上がらなかったように見受けられますが、これも去りゆく姿へ遠くの地で故郷を眺める立場からの郷愁なのでしょう。

真幸 操さん・ソプラノ歌手 ご紹介

真幸 操(まゆき みさお)さんは、東京支部・尼子宗二氏(中18回)のご息女です。

11月25日夜 めぐろパーシモンホール での、アンサンブル「響」のコンサートでお聴きしました。

帰れソレント、リベルタンゴ、ウィーンわが愛の町 など素晴らしいソプラノでした。そして、まことにアットホームな雰囲気のコンサートでした。

次の公演は12月22日(水) 文京シビック小ホール 「ルナクリスタ ウィンターコンサート」です。

神戸女学院音楽学部卒業。ストレッチを取り入れた独自の指導法により、芝居・朗読・歌唱のヴォイストレーニング教室を各地で開催している。東宝芸能ダンサー、劇団四季ダンサーなどのヴォイストレーニングも手掛けている。

「メサイヤ」「第九」のソプラノソロもレパートリーとして全国各地で公演されています。

皆さん 同窓生のご息女を応援してあげてください。

ブログ ”MISAOのひとりごと” もどうぞ。http://ameblo.jp/luna-crista/